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KYOSHO WORLD CUP 2002
                    IN BEIJING

マズい。かなりマズい。
予想していたことだったがNSXボディのリヤエンドをカットさせられた事で、もともと不安定だった
高速シケインと”への字”の挙動が極悪になってしまった。
とりあえずリヤの挙動を安定させるべく、セットとタイヤで調整を始める。
しかし手持ちのインナーでは足りず、JAPAN・AとJAPAN・Bよりインナーをもらう。
そのなかで良さげなものを発見!HPIイエロー(仲さん提供)とゼノンのオレンジ(皆吉さん提供)で
G27と35Vを製作し次のヒートでもっとも安定する組み合わせを探ることにした。これで大丈夫かなあ?

不利を承知でNSXを選んだのは日本車であるという事と、アドバンカラーが似合う事(最重要!)が理由だった
が、やはり抑えでアストラを作っておくべきだったと反省。
なにかいいアイデアはないかとテーブルの上を眺めていると

おや?JAPANと書いたアストラが落ちている。

ラッキー♪

と思ったが樋口さんに阻止される。ちぇっ。

樋口さん曰く”ボディだけのせいじゃないんじゃない?同じセットにするか?”
とおっしゃるので素直にコッシー号を差し出す。
京商特設ショップで必要な部品を購入する(ちなみにボディは売り切れ)が間にあうの〜?
すでに今日の走行を全て終えたJAPAN・Bの二人が超突貫作業でバラバラにし始めた。
なんかこんなシーン見たなあ。あっ!こないだの関東A予選でシマダオートチームが・・・

とりあえず5ヒートめがスタートしてしまったので、セッティング変更した節也号だけをもってコースに向かう。
間に合えば樋口さんセットも試そうということで、ハラを決めた!
だが5ヒートめが残り1分を切ったころ、樋口さんがコッシー号を持って走ってきた!さすがだなあ。

まず節也号でコースイン。ちょっと不安定な箇所もあるがセット&タイヤ変更の方向性は間違っておらず
勝負になるレベルにまでは復活!
タイヤのタレを探るために強引な走行も混ぜてみるが大丈夫そう(G27を使用)。
ラップタイムも17秒2まで詰め、総合ベストを塗り替えたので樋口セットのコッシー号にチェンジ。

うわー全然ちがう〜。

クリッピング付近までの動きがシビアだが失速感は少ない。ルーズなコントロールを受け付けないし、
姿勢変化を一発で決めないと安定しないのでコッシーにはキビしいかも・・
しかし時計はでるらしく17秒03までタイムを削る。あとは節也号と同じくタイヤのタレを探ってみるとタレそうな
雰囲気プンプン〜(こっちは35V、インナーは節也号と一緒)。そして最後の練習ヒート終了。
現状では節也号は安定してきたが一発のタイムが出なそう。コッシー号はタイムはもう少し縮められそうだが
ドライビングが難しい。一時間の決勝を考えると二台ともセット変更しないと・・・

練習3ラウンドを終了し、日本チームは3チームともトップ10入りしている。日本チームで1−2−3も
夢じゃないかも。A・Bチームとも明るい表情だが、なぜかトップにつけているJAPAN・Cは不安顔。

実際のところ練習日の3ラウンドを1→2→1位で来たわりには問題山積みである。
たぶん日本チーム以外にはウチの苦労っぷりはわかんないんだろうなあ・・
しかし光は見えたので明日からがんばろうっと♪

樋口さんありがとう m(_ _)m 。

今日はホテル内の中華レストランで夕食。
メニューは当然中国語でよくわかんないので一人一個ずつ頼んでみてみんなで分けようという事にして
わけのわからないものもたくさん頼んだが、結局チャーハンと麻婆豆腐が人気だった。
みんな日本人だなあ。
部屋に戻って明日の予選に向けてセッティングのミーティングをする。
最後のセッションでのフィーリングをできるだけ伝え、コッシーは両者のいいとこ取りセットを考えることに
した模様。そんなのできんの?

とりあえず節也号をメインカーとして、あくまで予選アタック用ではなく”決勝で勝てるマシン”へのセットを
明日の予選で試すことにした。

また続く

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