２００２年８月４日 決勝日
どうやら夜中にかなり強い雨と風に見舞われたらしく、朝Ｏ.Ｓ. ＦＩＥＬＤに到着すると
といった感じ。コース内には各チームが持ち込んだタープなどが散乱していた。
天気も未だあやしく、今日の決勝の開催も不安になるぐらいだった。
しかしその後は雨も降らず、念のため予選１位のツーカーホン関西チームにより試走が行われた後、決勝が
行われることになった。
我が ＲＣ ＷＯＲＬＤ ＲＡＣＩＮＧ は昨日の予選の結果、８番グリッドからのスタートだ。
とくに良いポジションでもないが８時間の長丁場なのでそんなに気にもならないし、節也・要藤組でフジテレビで
勝ったときも８番グリッドだったから、逆にラッキーナンバーかも♪（８耐だし）
決勝の作戦はとりあえず節也と要藤くんで順位が固まるまで引っ張ることにした。ドライバー交代はバッテリーが
切れたら、マシンと一緒に交換ということに決定。スタートドライバーはローリング経験の豊富さとドサクサに強い
節也が担当。（路面がセミウェットなので要藤くんではドリフトさせる恐れもあるので）
今回はペースカーの先導によるローリングスタートが行われるのだが、４スト耐久４回目の節也もこれは初体験。
ローリングではたぶん順番もグチャグチャになっていたが、前から８番目ぐらいをキープして２周目のストレートで
グリーンフラッグが振られてスタート！
グリッドに整列。結構みんなウィング立ってるなあ。 ２０台のローリングはかなり煙い。
スタートのドサクサにまぎれてトップ集団にとりつき、まもなくトップにたつ。
と思ったが、間もなくマシンのペースがガクっと落ちる。
加速しない・・・ 恐らくリヤの駆動がなくなってＦＦ状態になってるのだろう。
ルーティンのタイミングにはほど遠いが、ドライバー＆マシンチェンジ。
ピットでマシンをチェックするとやっぱりリヤベルトがない。どうやら石がプーリーにかんだと思われるが、もしこの
トラブルが頻発すれば上位フィニッシュは望み薄だ。
ピットで節也がベルト交換を始めるが、シャシーが熱くて触れないので氷で強制冷却。節也のヒマつぶし用に使用
しているインカムでは、コッシーから要藤くんはノーコン気味なので早く直せと指令が下る。
節也用マシンの修復が終わったので再度ドライバー＆マシンチェンジ。
この時点でトップからは１５周遅れの１０位。しかし上位陣にもトラブルが発生しているらしく、快調に順位を回復。
ほとんどのラップが２０秒前半、さらにベストラップを１９．８３５まで短縮しているので、このパートでトップに
２位につけるチームＶＩＲＡＧＥのトラブルもあり、その差を８周まで広げたところで再びウチもトラブル発生。
突然リヤのグリップがなくなってしまい、コースにマシンを留めるだけで精一杯。要藤くんの準備ができるまで我慢
して交代。
しかしマシンをチェックしても特に大きく破損している箇所がない。強いてあげるとフロントデフがゆるくなっているが
それだけとは考えられない。見るとマフラーが接触によりズレて、燃料タンクに穴が開いている。このせいで排気が
タイヤにかかったのが原因かも・・
要藤号にも燃料トラブルが発生しているらしく、もともと６分給油というハンデをしょっているの徐々に給油タイミング
は短くなり最終的には
おかげで２位に差を縮められ、またもや早く直せ指令が出てしまう。
他の原因が見つからないので、Ｆデフに節也私物のボールデフを装着し、燃料タンクとタイヤも交換。
もし他に原因があったらトップの座は守りきれない。だがこのままでもペースは上がらないので交代決定！
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